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Googleは、フォルダブルスマートフォンの新製品として「Pixel 9 Pro Fold」を発表した。8月14日から予約販売が始まり、9月4日に発売される。価格は25万7500円。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクからも発売される。

Google「Pixel 9 Pro Fold」流体摩擦ヒンジにより、本体を平らに開くことが可能。従来モデル「Google Pixel Fold」よりも80％明るいディスプレイにより、明るい場所でも画面をくっきりと見られるという。傷に強い「Corning Gorilla Glass Victus 2」カバーガラスも採用し、IPX8等級の防水性能も備えた。

Google「Pixel 9」シリーズ Googleフォトに保存されている写真を加工できる「編集マジック」は、フレーミングを自動的に再調整する「オートフレーム」が追加された。機能を選ぶだけで、AIが背景を生成した引きの写真、寄りの写真、横位置の写真を縦位置にするなど、フレーミングし直した写真を複数提案してくれる。

Google「Pixel 9 Pro Fold」Googleストアにて9月4日より発売する。日本国内では、SIMフリーモデルのほか、NTTドコモ、au（KDDI）、ソフトバンクが取り扱う。本体サイズは、折りたたんだ状態が77.1（幅）×155.2（高さ）×10.5（奥行）mm、広げた状態が150.2（幅）×155.2（高さ）×5.1（奥行）mm。重量は257g。ボディカラーはPorcelain、Obsidianの2色を展開する。

Googleは「Google Pixel 9 Pro Fold」をGoogleストアにて8月14日予約受付を開始し、9月4日より発売する。約6.3型のOLED「Actua フルスクリーン ディスプレイ」（2424×1080ドット、60～120Hz）を本体外側に、約8型のOLED「Super Actua Flex ディスプレイ」（2076×2152ドット、1～120Hz）を本体内側に搭載している。流体摩擦ヒンジにより、本体を平らに開くことが可能。

Google「Pixel 9」は5000万画素/F値1.68の広角カメラと、4800万画素/F値1.7の超広角カメラの2眼構成で、Pixel 8と比べ超広角カメラの性能がアップしているようだ。「Pixel 9 Pro XL」はPixel 8 Proと変わらず、Pixel 9の広角・超広角カメラに4800万画素/F値2.8で光学ズーム5倍相当の望遠カメラを加えた3眼構成。ただフロントカメラが4200万画素/F値2.2と強化がなされていることから、セルフィーの撮影には有利だ。

Googleは「Pixel 9」と6.8インチのProモデル「Pixel 9 Pro XL」を8月22日に、6.3インチのProモデル「Pixel 9 Pro」と折りたたみ型「Pixel 9 Pro Fold」を9月4日に発売する。生体認証は画面内の指紋認証と顔認証が利用可能。指紋認証は超音波センサーに変更されている。有料AIサービス「Gemini Advanced」を利用できる「Google One AI プレミアムプラン」の6か月ぶんの無料トライアル権が付加されている。

Googleは「Pixel 9」と「Pixel 9 Pro XL」を8月22日発売した。GoogleのAIサービス「Gemini」もPixel 9ではより手軽に利用可能。電源ボタン長押しで呼び出し、音声入力でGメールなどのGoogleアプリと連携した情報検索もできる。ただし、Gemini関連では、日本語で利用できない機能も多く、現時点ではGoogleアシスタントがちょっとだけ賢くなったという印象でもある。今後の進化や対応に期待したい部分だ。

Google「Pixel 9」シリーズ4機種のうち、先に発売されるのがPixel 9とPixel 9 Pro XLで、8月22日に発売される。Pixel 9 ProとPixel 9 Pro Foldは9月4日の発売となる。Pixel Watch 3が9月10日、Pixel Buds Pro 2が9月26日に発売される。

Google「Pixel 9 Pro Fold」 リアカメラは3眼構成。4800万画素の広角カメラ（F/1.7）、1080万画素の望遠カメラ（F/3.1、光学5倍ズーム対応）、1080万画素の超広角カメラ（マクロフォーカス対応）を備える。また、折りたたんだ状態でも開いた状態でも、両方の前面カメラで顔認証ができるようになった。Pixel 9シリーズと共通の新機能として「一緒に写る」が提供される。